3月29日(日曜日)           10時から 14時から

鑑賞料 1200円

会場:Oh!すばらしい企画


原発の町を追われて

— 避難民・双葉町の記録 —

 福島第一原発のお膝元にあり、2012・3・11直後、全世帯が避難勧告を受けた双葉町。事故から二週間後、町は役場機能を埼玉県加須市に移し、廃校になった高校(旧騎西高校)を拠点に避難生活を始めた。日本初の原発避難民。放射能から逃げるしかなかった人々。「俺たちはどうせ忘れられていくのさ」という避難民のつぶやき・・・。

シーン 47

 4月。騎西高校には双葉町民のおよそ二割にあたる1400人が避難生活を始めていた。
東京では脱原発のデモが起こっていたが、原発と共に暮らした町民の心境は複雑だ。原発を信じてきたこと。何もかも失ったこと・・・。いつ帰れるかアテもない中で、避難民たちはそれぞれの思いを語りはじめた。

シーン 11

 毎日のように、ボランティアや有名人によるイベントが行われたが、避難してきた人たちは何もすることがない。そんな中、双葉町民は遠い埼玉の地でふるさとの盆踊りを再現させるが、不自由で先の見えない避難生活は変わらない。

 親子代々、東京電力で働いてきた田中さん一家は、爆発当時原発の中にいた息子のことを誇りに思っている。「今までずっと放射能を浴びてきたんだ」と言って、福島に戻っていった。その一方、望郷の念を捨て、騎西高校で書道教室を開く書道家もいた。去る人、残る人・・・町民はそれぞれの一歩を踏み出したかにみえる。

onescene

 11月。ついに騎西高校で、町民自身が思いのたけをぶつけ合う集会を開いた。賠償も進まず帰還のメドもたたず、ほったらかしにされた人々は「このままでは、国と東電に殺される」とさけぶ。

 

公式サイト



「原発の町を追われて

   ~避難民・双葉町の記録」予告編

井戸川町長インタビュー(1):

原発依存の町からの脱却をめざして

井戸川町長インタビュー(2):

     命をつなぐことが住民の役目